野崎さんの簡単な自己紹介と、会社内での役割を教えてください。
野崎 隼人(以下、野崎)さん:株式会社withでサーバーチームのリーダーを担当しています。基本的には開発をしつつ、マネジメントも兼任するプレイングマネージャーです。
事業内容、働き方について教えてください。
野崎さん:弊社では、マッチングアプリサービス「with」を運営しています。働き方はリモートワークがメインで、年に2回ほど全社員が出社する日を設けています。
組織拡大でメンバー同士のつながりの希薄化を懸念
Colla(シャッフル)導入のきっかけ・背景を教えてください。
野崎さん:導入当時は、ちょうど組織が急拡大するタイミングでした。数多くの新しいメンバーが入社するなかで「新しく入社したXXさんはどんな人なんだろう?」「どんなバックグラウンドがあって、どんな趣味を持っているんだろう?」と、メンバー同士のつながりの希薄化を感じることが増えていたんです。
そこで、メンバー同士がつながるきっかけを作り、コミュニケーションを活性化させるためにCollaのシャッフル機能を活用できると考え、社内に提案。そのまま導入が決まりました。
多くのオンラインコミュニケーション促進サービスや促進の手段があるなかで、Collaを選んだ決め手はなんだったのでしょうか?
野崎さん:実は前職でCollaが導入されていたので、サービスや機能はすでに理解していたんです。なかでも大きな決め手になったのは、日本語のヘルプ機能が充実していたことですね。TRACK RECORDSさんは日本の会社なので当たり前ではあるのですが……。
ツールの導入を検討していた当時、同じような機能を持つサービスをいくつか探していましたが、海外のサービスが多かった印象があります。弊社には英語がわからないメンバーもいますし、英語のドキュメントだと活用に抵抗感を持つメンバーも多いのではないかと思います。
その点Collaは、日本語のドキュメントがデフォルトでわかりやすかったのでメンバーも使いやすいだろうと考え、導入を決めました。
業務を通じた“感謝の見える化”でより生き生きとした組織へ
シャッフルを導入いただいたあと、キャンディのトライアル・導入もしていただきましたが、その背景についても教えてください。
野崎さん:シャッフル機能を使って、つながりの希薄化に関する課題は解決できたのですが、「他のチーム・部署のメンバーがどんな仕事をして、どんな活躍をしているのか」など、業務上の情報が入ってきづらいという新たな課題が生まれました。
とくに弊社はリモートワークがメインですし、当時はフルフレックス制(現在はフレックス制)を採用していたため、メンバーが何時から何時まで働いているのかすら認識しづらい状況だったんです。さらに会社の急成長も相まって、それぞれのメンバーの活躍が見えづらくなってしまいました。
業務を通じた感謝を見える化することで、お互いの業務内容や活躍・考え方を知る機会が増えるのではないか。感謝をしている人・感謝をされた人のやり取りが見えることで、社内のメンバーにも良い刺激を与えられ、より良い仕事ができるのではないかと考え、感謝を見える化する方法を検討していました。
その際、Collaにキャンディ機能があることを思い出し、まずはトライアルで導入することに。トライアルの結果、社内でも高評価だったので、契約に進んだという背景になります。
Collaの活用で「雑談」も「バリューの浸透」も活発に
先ほど、シャッフル導入後に「つながりの希薄化に関する課題は解決できた」というお話しがありましたが、具体的な活用シーンについて教えてください。
野崎さん:私はラーメンが大好きなので「あなたが好きなラーメンはなんですか」という質問をカスタムで設定しているのですが、かなりコアなラーメン屋さんの名前を回答するメンバーもいて(笑)。
シャッフルがきっかけでラーメン好きなメンバーとラーメンチャンネルという雑談チャンネルを作りましたね。ほかにも、シャッフルを通じて猫好きが集まった猫チャンネルなどもあるようです。
これらは一例ですが、シャッフルを活用することで自己紹介ではわざわざ言わないようなメンバーの趣味やプライベートが垣間見えて、雑談などコミュニケーションの活性化につながっていますね。
ラーメンがお好きなんですね! ちなみに野崎さんの推しラーメンはなんでしょうか?(笑)。
野崎さん:推しラーメンは恵比寿にある「綾川」というお店です!
ありがとうございます! 少し話が脱線してしまいましたが……(笑)。シャッフルではコミュニケーションの活性化を実感いただいているとのことですが、キャンディのほうはいかがでしょうか?
野崎さん:弊社ではとくにキャンディをおくる際の指標を設けているわけではないのですが、例えば開発チームだと、工数のかかる開発を終えたときに「お疲れ様です!」「よくやったね!」などと、当事者と関係者が感謝をおくりあっている姿がよく見られますね。
今までも感謝を言い合う文化はありましたが、それが見える化されるようになったのがとても良かったと感じています。
withではバリューが新しく制定されたタイミングで、キャンディとバリューを紐づけたと伺っていますが、バリュー浸透の文脈では何か実感している効果はありますか?
野崎さん:バリューは意識して目にしないとなかなか覚えられないと思うんです。キャンディで感謝を見える化することによって、どこかしらでバリューを目にする機会・頻度が増えたので、そういう意味では効果があるのではないかと考えています。
これから「どんどんバリューを浸透させていこう!」というタイミングなので、引き続き活用していきたいですね。
今後、Collaに改善して欲しいポイントやご要望はありますか?
野崎さん:キャンディの予約送信機能があれば嬉しいなと思いました!
弊社では「感謝をする場面があったら、すぐにキャンディをおくりましょう」と伝えているのですが、状況によってすぐに対応することが難しい場合もあります。業務が終了したあとに「おくろう! 」と思い立っても、「XXさんはもう業務終了しているよなぁ……」と心理的なハードルを感じるケースもあって…。そうこうしているうちに送ること自体を忘れてしまうメンバーもいます。
なので、キャンディの予約送信機能があると、とても助かるなと思いました!
最後に、Collaの導入を検討している企業様に一言お願いします。
野崎さん:すでに「新しく入社した人はどんな人なんだろう?」「誰がどんな活躍をして感謝されているのかわからない」という事象が発生している会社様にはおすすめのサービスです。導入を検討されてみてはいかがでしょうか。