中村様の簡単な自己紹介と会社内での役割・ミッションを教えてください。
中村 亮太(以下、中村)さん:前職のリクルートで求人メディアの営業を経験し、2020年5月にneuetの一人目人事として入社しました。採用や人事制度や施策の立案・実行に従事しています。
松浦 優衣(以下、松浦)さん:株式会社ソウゾウ(メルカリグループ)のメルチャリ(現:チャリチャリ)立ち上げに1人目のAndroidエンジニアとして参画しました。その後、メルチャリがneuetに事業承継することとなり、neuetに入社しました。メインはAndroidアプリ開発ですが、Webフロントエンドや、分析・要件定義・仕様を書くこともしています。また、TGIFの開催やCollaの導入など全社のチームビルディング企画運営も担当しています。
事業内容、従業員規模、働き方について教えてください。
中村さん:シェアサイクルの「チャリチャリ」を運営しています。チャリチャリは「メルチャリ」という名称で2018年福岡でスタートしました。その後2020年の4月に名称を「チャリチャリ」に変更し、現在は名古屋や東京にサービスを展開し、今年の4月からは新たに熊本でサービスを開始しています。社員数は26名(取材当時)で、アルバイトを含めると約60名です。社員は原則フルリモートで、東京、名古屋、福岡、熊本の4拠点から働いています。
従来の施策に課題感、導入の決め手はハードルの低さ
キャンディ導入のきっかけ・背景を教えてください。
中村さん:弊社は設立3年目ということもあり、バリューは去年に策定したばかりです。バリューの浸透に注力していくフェーズとなり、バリュー体現行動を称賛し合えるサービスを探していた際に松浦からキャンディ機能を教えてもらいました。以前から社内のコミュニケーションを活性化させるためにCollaを導入していたことや無料でトライアルできることもあり、キャンディ機能を導入することにしました。
キャンディ機能の導入前は何かバリュー浸透施策に取り組まれていましたか?
中村さん:キャンディ機能を導入する前は、Slackでバリュースタンプを作成し、そのスタンプが押された投稿をGoogleスプレッドシートに記録する仕組みを作っていました。蓄積したデータをもとに、バリューを体現したメンバーに対して表彰を実施していました。
しかし、上記の仕組みではSlackのやりとりにない行動を称賛することができません。そのため、他のメンバーのバリュー体現行動を見つけ、言葉にして称賛するといった能動的な行動に繋がりませんでした。
他にもオンラインでコミュニケーションを促進するサービスや手段があったと思うのですが、その中でなぜCollaを選ばれましたか?
中村さん:人事の目線から見て、ハードル低く導入できることが非常に良かったです。初期費用など導入にコストがかかると、運用して上手くいかなかったときのリスクが発生してしまいます。その上、バリューの浸透施策は一、二ヶ月取り組まないと成功を判断することが難しいです。その点、Collaは初期費用も必要なく、無料で1ヶ月トライアルできたので、非常に導入を検討しやすかったです。
また、トライアル後に社内でキャンディに関するアンケートを実施しました。結果としてキャンディについてポジティブな声が多かったので導入することを決めました。
称賛の数が3.5倍に増加。行動に紐づけた称賛が可能に
導入後、組織にどんな変化がありましたか?
中村さん:定量的な観点では、スプレッドシートで運用していた時と比べ、Slack上での称賛の数が3.5倍に増加しました。また、キャンディのやりとりはチームを超えたものが多く、これまでは少なかったチーム間の感謝や称賛がキャンディを通じて増えたことが良かったです。
称賛の数の増加ももちろんですが、〇〇さんの〇〇という行動が「Think Reality」でした、と具体的にこの行動が良かった、助かった、と称賛できる点に魅力を感じています。他にも、キャンディの履歴はウェブ上に残るため、集計やバリュー体現の表彰をする際に活用しています。
neuet様からのご要望で追加機能開発したCSV出力機能についてはいかがでしょうか?
中村さん:何度かCSVを出力し、バリュー表彰の際にどのように活用するべきかを検討しています。月次のキャンディアワードや日々のやりとりである程度把握することはできますがCSV機能があることで、一覧でやりとりを確認することやソートをかけることができるため、表彰メンバーを検討する議論の際に活用できると感じています。
キャンディを活用するにあたり、工夫している点はありますか?
松浦さん:キャンディは自分が導入に携わったこともあり、意識的に送るようにしています。現在はより一層メンバーに浸透すれば良いなと思い、キャンディを1個ずつ様々なメンバーに送るようにしています。
また、「キャンディをどのように使って欲しいか」を他のメンバーに示すことを意識しています。キャンディを何も考えずに使うと「ありがとうございました!」だけで、なにがあったかわからないやりとりになってしまうので、それよりも「(具体的なバリュー体現行動について)ありがとうございました!」というやりとりを増やそうとしています。その方がキャンディを送られた人が良い気持ちになり、他の人にもキャンディを送ってくれると考えているからです。
実際にどんなシーンでキャンディが飛び交いますか?
松浦さん:部署をまたぐやりとりが多いですね。キャンディがなかったら多分伝えていなかった感謝や称賛が多いと感じています。キャンディが改めて感謝を伝えるきっかけになっていますね。
最後に、Colla(キャンディ)の導入を検討している方に一言お願いします!
松浦さん:リモートワークで働く中で、雑談や称賛が少なくなってきたと感じていたり、称賛し合う文化を作っていきたい企業は導入すると良いと思います。また、Slackを利用している企業だと本当に気軽に導入できますね。無料で1ヶ月トライアルができますし、月額の費用も安いので、3ヶ月程度試しに導入するのはおすすめですね。