鈴木さんの簡単な自己紹介と会社内での役割・ミッションを教えてください。
鈴木 康代(以下、鈴木)さん:株式会社BELLOWLで代表をしています。大学3年の時に私と創業メンバー3人で立ち上げた会社です。現在の主な業務はVision達成のための事業企画と実行、組織作りです。
事業内容、従業員規模、働き方について教えてください。
鈴木さん:顧客理解を起点にデザインされた定性調査を中心として、クライアントの新規事業開発や既存事業改善を支援しています。従業員に関しては、正社員が10名程在籍しており、インターン生等を含めると45名程度の組織です。働き方に関しては、創業時から基本的にフルフレックス・リモートワークのかたちを採用しており、必要に応じて出社するメンバーもいます。
事業部や部署ごとにサイロ化してしまったメンバーの活躍を可視化したい
Colla(キャンディ)の導入のきっかけ・背景を教えてください。
鈴木さん:現在事業部ごとにSlackがあるため、自分の所属している事業部以外のメンバーの普段の業務や活躍が見えない状況でした。それによってお互いの忙しさなどが理解できず、一部のメンバーから不満が出て、一時期、社内に「ギスギスした」雰囲気がありました。オフィスであればミーティングや雑談の様子でなんとなく他の事業部の様子が理解できますが、リモートワーク下で組織拡大をしていくうちに難しくなり、これを解消するために、Collaのキャンディ機能を導入しました。
「メンバーが行動指針に即した行動をどれほどしているか、組織貢献をしているかということをMVP・賞与という形で可視化したいね」と社内で話していて、その評価の参考にしたいと思ったことも導入を決めた理由の一つです。
他にもオンラインでコミュニケーションを促進するサービスや手段があったと思うのですが、その中でなぜCollaを選ばれましたか?
鈴木さん:他のピアボーナスのサービスも検討していましたが、組織貢献がお金に直結するので導入を躊躇っていました。その中で組織貢献がお金に直結せず、気軽に感謝を送り合えるCollaのキャンディ機能を見つけて、すごく良いなと思い導入しました。
Slackのアプリケーションは英語だけしか対応していないケースもある中で和製のアプリケーションですので、非常に使いやすかったです。機能的にも想定していた通りシンプルなもので良かったです。Collaぐらいシンプルな機能の方がメンバーも簡単に理解してくれるので、管理者側からすると助かります。
その上、なんと言ってもUIが可愛いんですよね。たまに突拍子もないコメントをしてくれるので、Collaさんにも人格があるような気がして愛着が湧いています。
メンバーの活躍や得意なことを知るきっかけが増え、仕事を任せやすくなった
導入後、組織にどんな変化がありましたか?
鈴木さん:プロジェクト毎にチームが分かれているので、これまで他のメンバーがチーム内でどういう活躍をしているか分かりづらかったですが、キャンディを通じて日々のメンバーの活躍や得意なことを知るきっかけが増え、仕事を任せやすくなりました。その上、本社と子会社間においても、キャンディを通じて業務や活躍が可視化されるようになり、不満の声が減ったことでお互いを理解しやすくなりました。
また、社員の皆さんは自分の部署や事業部に籠りがち、学生インターンは「発言するの怖い」という理由でSlackでの発言は少なかったですが、キャンディの送付やCollaさんの質問(シャッフル)には自発的に回答してくれるので、何に興味を持っているかなど、メンバーの人となりが分かるようになりました。
実際にどんなシーンでキャンディが飛び交いますか?
鈴木さん:個々人の始業や終業タイミングで、1日の振り返りキャンディを送ることが多いです。
利用活性化に向けた工夫があれば教えてください。
鈴木さん:マニュアルを配布したり、全社ミーティングで告知をしています。あとは、役員が積極的にCollaを利用するようにしています。
最後に、Collaの導入を検討している企業様に一言お願いします!
鈴木さん:部署や事業部が複数あり、メンバーの活躍が見えにくいと感じている企業にはおすすめです。また、プロジェクトベースの働き方が多い企業にもおすすめできるかなと思います。プロジェクトが終わると、メンバー同士の交流がないまま解散してしまうことがよくあると思いますが、Collaを使うとメンバーと関わるきっかけが生まれるので、チームとしての一体感を作っていくことができると思います。